読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

kiratto-life's blog

二児のママです。大阪から子育てなどを中心に書いています

 

スポンサーリンク

 

子供の貧困は本人にとって天災も同じ『チャイルド・プア』を読んだ感想

ネグレクトなどの虐待や日本での貧困による親子の餓死など悲しいニュースが絶えませんね。
絶えてくれたらいいのに。

そんなニュースを見るたびに何とも言えない悲しい気持ちになります。

悲しいけど社会の暗い部分も知った方が良いと思い手にした本です。

 

チャイルド・プア

チャイルド・プア~社会を蝕む子どもの貧困~

チャイルド・プア~社会を蝕む子どもの貧困~

 

著者:NHKのディレクター新井直之

NHKので2012年に放送した「チャイルド・プア~急増 苦しむ子どもたち~」を書籍化。

 

2014年1月、「子どもの貧困対策法」施行!
貧困にあえぐ小中学生156万人、その衝撃の実態を丹念に取材。
●2年間の車上生活を強いられた中学生
●父親に騙され、18歳でホームレスに
●母親の自殺後、高校中退から引きこもりに
●1日の食事は給食1食のみ
・・・等、貧困に苦しむ子どもが日本で急増している。
「見えない貧困問題」と言われる子どもの貧困。その実態と解決に向けた動きを、番組担当ディレクターが描く。

(引用元:アマゾン)

 

感想

ある子供は、小学校に通い毎日を普通に暮らしていたのに小学校6年生の時に、前触れもなく家を出て車上生活になる。

車で放浪の日々でいつも空腹。車のエアコンが効かず、ふらふらになっても親に文句も言わない。

 

余りにも突然で友達に別れも言えず、全ての縁を切ることになったのに、そんな状況になった原因は親にあるのに、親を恨んだことは一度もないという。

 

考えられないよ。酷すぎる(@_@。

自分の意思で学校に行かないってなら解るけど親のせいで学校に行けないなんて。学校だけじゃなく、住む家もないなんて。

 

子供にとって家庭の問題は、全て天災なのかもしれない。

 

子供は親を選べない。家庭環境も選べない。
学校に行って、給食食べて、友達と遊んで、家でご飯を食べて風呂に入って寝る。
そんな当たり前の日常が、奪われている子供たちがいる。

 

子供の約6人に1人が貧困状態にあるという。
多すぎるよ!
貧困の境遇で育った子供は大学はおろか高校ですら卒業できない人もいる。
中卒では、まともに就職することも出来ない。

貧困の連鎖が続いてしまう。

 

1994年に織田裕二主演のドラマ『お金がない!』で、亡き親の多額の借金で貧乏を極めていた主人公が、エリート社員になるサクセスストーリーがあったけど、現実はそうはいかない。

 

貧困の連鎖なんてたたっ切って欲しい!

 

子供の貧困は、勉学や食事などの物理的な物以外もメンタル面も不安定な物にする。

「明日食べる食事があるかわからない。」
そんな不安定な環境では、身体も心も安定して育たないないよね。

当たり前にある普通の日常があって、子供はすくすく育つんだ。

 

さいごに

明るい話じゃないし、読んだ後は辛い気持ちになるけど、子供の貧困の現実を知って欲しいと思う。

子供が中学生ぐらいに読んで考えてほしい。

 

いつ職を失い、貯金が底をつくこともあるかもしれない。
病気をして働けなくなることだってあるかもしれない。

そんな状況になってもたくましく生きていけるように、私たち親が、そして子供たちが、勉強と、安定した精神を育てていけたらと思う。


自分の子供が貧困の連鎖の始まりにならないように、勉強、お金の使い方、生活、生きていく上で助けになるものを教えていこうと思う。