kiratto-life's blog

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なぜラウンドワンは「時間を売る」のか 体験消費で稼ぐビジネス構造(4680)

第三回目はラウンドワンです。
ボーリングやゲームセンターでワイワイと遊んで楽しくて財布の紐も緩くなっちゃうんですよね。これ、ラウンドワンの戦略にハマってます。

公式サイト:ラウンドワン

遊びを時間に変え、時間を利益に変える会社

『遊びを時間に変え、時間を利益に変える』ってなんか、めっちゃエモくない?

そうだね。確かに、非常に本質を突いてると思う。

ボウリングでキャッキャしてるその瞬間が、そのまま会社のパワーになってるってことだよね!

多くの小売業が『在庫』を売っているのに対して、彼らが売っているのは『体験する時間』そのものだから

クレーンゲームに熱中して、気づいたら1時間経ってたみたいな、あの『つい夢中になっちゃう時間』を買い取られてる感じ?

究極のwinwinだね。

ラウンドワンを一言で表すと「遊びを時間に変え、時間を利益に変える会社」です。

遊べば遊ぶほど売上が伸びる。
このシンプルだが強力な構造が、この企業の本質です。

ラウンドワンが海外でも通用する理由「時間消費モデル」という武器

ラウンドワンといえば、ボウリングやゲームセンター、カラオケなど、さまざまな遊びをひとつの施設に詰め込んだ複合エンタメ施設として知られています。

このビジネスの本質は、「単体のサービスを磨く」ことではありません。複数の娯楽を組み合わせることで、お客さんが気づけば何時間も過ごしてしまう設計
これがラウンドワンの核心です。

この「時間消費モデル」はアメリカ市場で大きな成果を上げています。

アメリカは施設規模が大きく、客単価も高い。さらに、エンタメにお金を使うことへの抵抗感が少ない文化があります。つまり、日本と同じモデルをそのまま持ち込むだけで、より高い収益を生み出せる土壌が整っているのです。

なぜ、日本発のモデルが海外でも受け入れられるのでしょうか。

答えはシンプルで、「集まって、長く過ごしたい」というニーズは、国や文化を問わず存在するからです。ラウンドワンはそのニーズに、"複数の遊びをひとつ屋根の下に"という形で応えています。

日本で丁寧に磨き上げた体験ビジネスを、そのまま世界へ輸出する。ラウンドワンの成長はまさに、そういうストーリーです。

 来店→滞在→課金のビジネス構造

客数×滞在時間×単価で売上が決まります。

特に重要なのは「滞在時間」です。
長く滞在するほど、自然と追加の遊びや飲食が発生し、単価も上がっていきます。

 強みとリスクの本質

体験は何度でも繰り返されるので飽きにくい仕組みができています。

もう一つの強みは、海外、特にアメリカ市場での成長余地です。
 同じモデルでより大きな収益を狙える点が大きな魅力です。

 リスク:固定費の高さ

一方で、このビジネスは固定費が高いという特徴を持っています。

  • 大型店舗
  • 多くの設備
  • 人件費

これらは来客数に関係なく発生します。

そのため、来店が減少すると
 一気に収益が悪化するリスクがあります。

 リスク:景気と消費マインドの影響

ラウンドワンのサービスは、生活必需品ではないので景気が悪化すると 「遊びに使うお金」から削られる可能性があります。

ラウンドワンは、
 人が集まることで爆発的に強くなるが、人が離れると脆くなるビジネスです。

 ラウンドワンを投資家目線で読み解く

「月次売上(既存店)」と「アメリカの新規出店ニュース」をセットでウォッチし、乖離(かいり)を探す

ラウンドワン、昨日の夜もすっごい人だったよ!

既存のお店に、去年より、昨日より人が入っているか。それこそが、みんながその場所を本当に必要としているかの証明になるんだ。

なるほどね〜。しかも、日本だけじゃなくてアメリカでも暴れてるんでしょ? アメリカ事業は、今のこの企業の『希望』そのものだね!

家賃とかボウリングのレーンの維持費、スタッフの給料は、お客さんがゼロでも発生する。
だから『稼働率』が少し下がるだけで、利益がガクンと減る怖さもある。

ハイリスク・ハイリターンな感じしてきた!
勢いよく出店して、もし誰も来なくなったら

そう。『投資回収のバランス』が命になる。
アクセル全開で海外へ行くのはいいけど、ブレーキが壊れてないか。
僕たちは月次売上の数字を通して、常にその『ブレーキの利き具合』をチェックしなきゃいけない。

毎月発表される月次売上において、日本国内の既存店が「前年比100%」を維持できているかを確認してください。
アメリカでの出店加速ニュースばかりが目立つようになっていないか。

数字の「質」が変化する瞬間を見逃さないことが、リスク回避の鍵となります。

 

「時間を売る」という視点で見ると、
ラウンドワンのビジネスはより鮮明に見えてきます。

以上、キャッチコピーで読む日本株、第3回はラウンドワンでした!